建設業の離職率を考える 〜未来を築くための人材定着とは〜

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日本のインフラを支え、街をつくり、人々の暮らしを形にしている建設業。しかし、そんな重要な産業がいま、人材確保と定着という大きな課題に直面しています。中でも「離職率の高さ」は業界全体の慢性的な悩みの一つとして、長年にわたり議論されてきました。


離職率の現状

厚生労働省のデータによると、建設業の3年以内離職率は他産業に比べて高めの傾向があります。特に若年層の離職が目立ち、高卒者の3年以内離職率は約4割にのぼるとされています。これは製造業やサービス業と比較しても高水準で、安定的な人材確保が難しい要因となっています。


離職の背景にあるもの

離職の要因は複合的ですが、代表的なものとして以下が挙げられます。


◆長時間労働・休日の少なさ

工期に追われる現場では、休日返上や長時間の作業が常態化しているケースもあります。

労働環境と安全性

重機や高所作業など危険が伴うため、身体的・精神的な負担が大きい現場も多いのが実情です。

◆給与体系と将来性

若年層にとっては、入職当初の給与水準やキャリアパスの不透明さが離職の一因になることもあります。

◆職人気質の現場文化

昔ながらの「見て覚えろ」文化や上下関係の厳しさが、新しい世代には合わないと感じさせることもあります。


業界の変化と改善の兆し

このような状況に対し、国や業界団体、企業単位でもさまざまな改善が進められています。


◆週休2日制度の推進

国交省が「週休2日工事」の拡大を進めており、現場の働き方改革が進行中です。


◆ICT導入・省力化施工

ドローンや3D測量、遠隔操作機器の活用により、作業の効率化と安全性向上が図られています。

◆若手教育・キャリア支援

技能実習制度の見直しや、若手向けのキャリア形成支援も増加してきました。


未来を築くのは“人”

建設業の本質は「人」です。技術や制度がいくら発展しても、それを扱い、現場で活かすのは現場の人間です。だからこそ、人が働き続けたいと思える環境を整えることが、建設業界の持続的発展に欠かせません。


離職率を単なる数字として捉えるのではなく、一人ひとりの「辞めた理由」に真摯に向き合うこと。そこに、建設業の未来を明るくする鍵があるのではないでしょうか。


大和建設の取組み

それではここからは弊社の取り組み状況を交えてお伝えしていきます。

まず弊社の直近5年間の離職率は6.3%(試用期間内の退職は除く)となっており、一般的な平均離職率よりもかなり低い離職率となっています。この要因を弊社では以下のように捉えています。


◆1.働きやすい社内環境

まず、社員間のコミュニケーションや人間力の高いメンバーが多く、誰も取り残さない社内の雰囲気が作れているものと自負しております☆比較的若いメンバーが多いため上記でいう所の「職人気質の現場文化」はすでに消え去っている印象です。

社内環境も整備し、机は固定せずにフリーアドレス化にすることで、資料のペーパーレス化と交流ができる環境がつくれております。


◆2.働きやすい労働環境

労働環境や休日の取得についても、週休2日の体制はもちろんの事、有給休暇の消化についても総務さんから積極的に働きかけてもらっています。勤怠管理もスマホアプリを導入し、日々リアルタイムに入力する事で勤怠状況(特に残業時間等)が曖昧にならないよう管理しています。また夏場は熱中症対策のため、空調服への補助金を設定しています。(自分の好みの服を選んでもらうため)


◆3.給与体系とキャリア支援の充実

昨今の建設業界は慢性的な人手不足となっており、他の職種から転職されてきたり、未経験の方も多くいらっしゃいます。弊社もそのような社員さんが多くいるため、まずは経験をしながら、無理なく一人前の技術者となるためにスキルアップやキャリアの支援をしています。具体的には各種の特別教育や施工管理技士取得のための研修や学校への支援等は全て会社負担としています。

また、実績や成績をはじめ様々な面からの評価制度も取り入れ、向上心を持った社員ほど賞与アップができるようにしていきます。

また、DXにも積極的に取り入れており、ペーパーレス化や業務効率化など、従来多かった雑務等も省力化できるように務めています。例えば電子黒板とPCの連携や、名刺も管理ソフトを導入しスマホでいつでも検索できるようにしています。その他まだまだ多くの取組みを検討中です。


上記にもありますが、建設の本質は「人」です。まずは大和建設に従事するメンバーが健やかに働きやすい環境になる事で、地域の安心・安全に繋がるのだと考えています。

是非弊社に興味のある方はどんなささいな事でもお問い合わせください✨ぜひ私たちと一緒に働きましょう💪